先日ゼミでPAVについて紹介しました。
PAV:ProportionalAssistVentilationは非常に画期的なモードですが
ICU/CCU系のベンチレータではベネット840のみの搭載です。
この場合はPAVとは言わないでPAV+と呼びます。
日本ではまだなじみがないモードですし、PAVのがどのように良いのかも良く知られていません。
そんな中 briefReport として紹介されていた論文がありましたのですこしゼミで使用しました。
Is proportional-assist ventilation with load-adjustable gain factors a user-friendly mode?
Intensive Care med.2009.
要約
目的
この研究の狙いは、重症患者間で圧支持換気(PS)と負荷-ゲイン可変要因(PAV)による比例補助換気で介入(鎮静・鎮痛、血管作動薬の投与)による差を比較することである。
デザイン
過去の無作為化された臨床試験からのデータのレトロスペクティブ分析。
方法
コントロールモードの機械的換気であって、呼吸補助の基準に応じた合計208人の患者は、PS(n = 100)かPAV(n = 108)を受けるために無作為化された。
機械的換気中ベンチレータ設定の変化は、鎮静剤(鎮痛薬)の投与、血管作動薬の投与、PS(30.4±17.4h)またはPAV(30.0±18.1h)ウィーニング促進への変化(CFW)または悪化に応答する(CD)変化を確認した。
結果
ベンチレータ設定変化の平均値数は、PSではかなりPAVより高値であった(10.7±5.7対8.9±4.6)。
PSではベンチレータの設定数の割合はCFWがかなりPAV(59.8%対69.2%)より低かった。
非同調悪化に応答する変化の原因がPAVよりもPSでありそうだった(42対30%)。
鎮静剤、鎮痛薬と血管作動薬の投与の変化の平均値数はPSがPAVよりも高かった。
そして、鎮静剤(4.06±3.8対2.82±3.4)において重要だった。
結論
PSと比較して、PAVはベンチレータ設定と鎮静剤投与変化に関して、より少しの介入で済む